DRAG ME TO HELL
原題:DRAG ME TO HELL
米国公開:2009年05月29日
日本公開:2009年11月06日
製作国:アメリカ
言語:英語
画面:シネスコ
音響:ドルビーデジタル
上映時間:99分
配給:ギャガ

【スタッフ】
監督サム・ライミ
脚本サム・ライミ
   アイヴァン・ライミ
製作:アイヴァン・ライミ
   ロバート・タパート
   グラント・カーティス
製作総指揮:ジョー・ドレイク
      ネイサン・カヘイン
共同製作:クリステン・カール・ストリューベ
撮影:ピーター・デミング ASC
美術:スティーヴ・サクラド
編集:ボブ・ムラウスキー
衣装:アイシス・マッセンデン
音楽:クリストファー・ヤング
視覚効果スーパーバイザー:ブルース・ジョーンズ
特殊メイク:グレゴリー・ニコテロ
      ハワード・バーガー

【キャスト】
クリスティン・ブラウン:アリソン・ローマン
クレイ・ダルトン:ジャスティン・ロング
シルヴィア・ガーナッシュ:ローナ・レイヴァー
ラム・ジャス:ディリープ・ラオ
ジム・ジャックス:デヴィッド・ペイマー
ショーン・サン・ディナ:アドリアナ・バラッザ
スチュ・ルービン:レジー・リー
トルーディ(クレイの母親):モリー・チーク
レナード(クレイの父親):チェルシー・ロス
イレンカ・ガーナッシュ:ボヤナ・ノヴァコヴィッチ
ミロシュ:ケヴィン・フォスター

【ストーリー】
 1969年、カリフォルニア州パサデナ。霊能者ショーン・サン・ディナ(アドリアナ・バラッザ)のもとへ必死の形相で息子を抱えた夫婦が駆けつけてきた。息子はジプシーから首飾りを盗み、呪いをかけられていたのだ。サン・ディナは悪霊を追い払おうと全力を傾けるが、力及ばず、少年は地獄へと呑み込まれていった。

<1日目>
 現代。銀行の融資係、クリスティン・ブラウン(アリソン・ローマン)の野心は、恋人の心理学部教授のクレイ(ジャスティン・ロング)の相手としてふさわしい地位を得るために、次長へ昇進すること。抜け目のないライバル、スチュ(レジー・リー)に打ち勝ってその座に上ろうとするなら、”厳しい決断”が出来ると支店長のジャックス(デヴィッド・ペイマー)にアピールする必要がある。
 そこへ、ガーナッシュと名乗るジプシー風の老婆(ローナ・レイヴァー)が、不動産ローンの返済延長を求めてやってきた。これで3度目となる延長申請を、出世がちらつくクリスティンは、老婆の哀願も無視してきっぱりはねつけた。すると老婆は態度を豹変、クリスティンに飛びかかってきた。警備員に取り押さえられて、銀行を追い出される老婆。これでクリスティンは次長への階段を一段上った筈だった……。
 その夜遅く、残業を終えて駐車場に向かったクリスティンをあの老婆が待ち伏せしていた。老婆はクリスティンに襲いかかり、死にものぐるいで応戦するクリスティンのコートから、ボタンを一つ引きちぎった。「ラミア」。老婆は何かにそう呼びかけると、クリスティンにボタンを返した。「次はお前が私に請いに来るんだ」不気味な言葉を残して老婆は去った。
 帰り道、老婆の言葉に引っかかるものを感じたクリスティンは、クレイの反対を押し切り、偶然目に入った霊視の看板に引かれ見てもらうことにした。だが、霊視者のラム・ジャス(ディリープ・ラオ)はクリスティンの中にただならぬものを見たらしく、恐怖に駆られて、2人を追い出した。
 ラム・ジャスが見たのは恐るべき悪霊だった。クリスティンに悪夢とも幻覚ともつかぬ恐怖が、次々と襲いかかる。これは老婆の呪いなのか。

<2日目>
 翌朝になっても呪いは収まる気配は見せなかった。出勤したクリスティンを再び襲う恐怖の事態。クリスティンは銀行を早退すると、許しを請うべく老婆の家に向かった。だが、そこで見たのは、もはや帰らぬ人となった老婆の葬儀。呆然とするクリスティンに「黙って報いを受けるのね」と、老婆の孫娘は冷たく言い放つ。
 もはや頼る相手はラムしかいない。訪ねてきたクリスティンにラムは恐るべき呪いの実態を告げる。呪いの元はラミアという悪霊、3日間被害者を悩ませたあげく、最後には呪物の持ち主の魂を奪いにくる……。
 ラムはラミアに供物として動物の命を捧げればなだめることが出来るかもしれないと、助言した。その言葉にすがるようにクリスティンは愛猫を手にかけた。その夜クレイの両親との会食が予定に入っていて、失態は許されない。しかし、そんなクリスティンの努力も無駄だった。食事中、またも呪いはクリスティンを襲い、大切な夜は、最悪の夜になってしまった。
 供物が効果がないほど強力な悪霊だと知ったラム・ジャスは、一人の霊能者の力を借りるしかなかった。それは、ショーン・サン・ディナ。かつて少年をラミアに奪われたあの女性だった。

<3日目>
 クレイが謝礼の10000ドルを肩代わりし、ついにサン・ディナの屋敷で、呪いを解く儀式が始まった。だが、ラミアは予想を遥かに超えて凶悪で、儀式の場は修羅場と化してしまう。サン・ディナは全力でラミアを追い払うが、そのまま息絶えてしまった。もはや望みは潰えてしまったのか。絶望に駆られるクリスティンに、ラムは最後の手段を教えた。呪物を誰かに譲れば、呪いはそちらに行く。だが、それは呪いを他人に振り替えることでしかない。
 クリスティンは迷った。卑怯なライバル、スチュにするか。時間はどんどん過ぎてゆく。ついに、クリスティンは最も譲るにふさわしい相手を見つけた!呪いをかけた張本人、あの老婆だ。深夜の墓場、豪雨の中、クリスティンは墓を掘り返し、老婆の遺体に呪物を返した!
 朝、クリスティンは晴れやかな顔でクレイとの待ち合わせ場所に向かっていた。ジャックスからはスチュの裏切りが明るみに出て、クリスティンの昇進が決まったと連絡があった。忌わしい思い出がまつわるコートを捨て、新しいコートでクレイとの旅行に出かけようとするクリスティン。クレイはそんな彼女に、驚くべきものを手渡した——!

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